あかぎれが痛い

お腹が痛い人のブログです。Techネタや旅行ネタ中心に書いてます。

歯を抜いた

これでおじいちゃんの仲間入りです。

内臓も弱いし、小学生の頃から歯茎が腫れたりともともと口腔環境は荒れがちな方なんだけど、まさか30代で永久歯を抜くことになるとは思わなかった。

20代前半に地元の山形から東京に出てきた頃は、腫れたり傷んだら歯医者にはかかってたけど、定期検診で通うなんて習慣はもちろんなかった(月の手取りが10万ちょっとだった人にはその出費すら財布が痛かった)。

今思えば、大人の歯茎の腫れや出血は基本的には歯周病を疑うべきで、その度に歯医者に行ってもいいくらいだったとは思う。しかし子供の頃から歯茎が腫れやすかったのが災いして、歯磨きで血を出せば腫れも引く事を知っていたので、どうしようもなく腫れない限りは歯茎を傷つけるような歯磨きをして血を出してだましだましやってきてた。

20代後半になると、疲れやストレスがかかるとすぐに歯茎が腫れるようになってきた。これが加齢によるものなのかすでに歯周病が進行していたのかはわからないが、左下の3〜5のあたりは、仕事が忙しくて歯茎が腫れてたのに長らく歯医者に行けなかったのが理由で、抜歯は免れたけど、明らかに歯茎は痩せて下がってしまった。ただ、幸にしてここの歯周病の再発は免れている。

あとは、親知らずを抜く時期を遅らせたもの今回の抜歯につながっている。今回抜歯したのは左上6だが、となりの親知らずを抜くのを躊躇していた。2018年に仙台に引っ越して来てから、6〜7の間が中等症の歯周病になってしまった。歯周ポケットも5mmくらいになってたと思う。親知らずは抜いたが歯周病は良くならず。逆を言えば、ここが良くならないから仙台に来てからは定期的に歯医者に通うようになり、ある意味、左上6のお陰で他の歯は無事でいてくれているという考えもあるかもしれない。

抜歯前の状態としては、左上6の歯周ポケットの深さは7mmを超えていて、そこだけで測れば重症レベル。歯もグラグラするし、定期的に腫れるし、一度腫れると1ヶ月ぐらいは腫れ続けてしんどい。歯茎が腫れると歯医者に急に駆け込むことになるし、仕事や生活(特に食生活)に支障が出るので、QOLを鑑みて、保存ではなく抜歯となった。

実際に抜けた歯の状態を自分も見た。普通の歯は、絵文字の🦷を見ればわかる通り、股の部分があって、本来そこは土手の骨とくっついている。しかし、歯周病が進むと歯周ポケットから汚れが入り込み、根元に汚れがついて、歯周病になったり虫歯になったりするが、今回抜いた歯は、股の部分が黒い石(歯石)に覆われていた。つまり、すでに保存できる状態ではなく、抜いて正解だったといえる。

痛み止めは、コロナになった時にもらっていたカロナールがあったので、歯医者からは貰わなかったが、抜歯後の痛みは皆無で、神経もだいぶ死にかけだったんだろう。

歯を抜くことには抵抗があったけど、これで突発的な歯茎の腫れを心配することも無くなったので、気持ち的にはポジティブではある。が、ついになる歯(左下6)が伸びてくるらしいので、ここのケアは今後も必要なので、歯医者通いは今後も続ける必要がありそうだ。

自分みたいに内臓が弱い人は歯がダメにやるとすぐ痩せてガリガリになるので、これまで以上に気をつけて行かねばと思う。

8020の達成率が、現時点で3523となり、残機は3である。単純計算で、次の抜歯は15年後までには死守する必要があり、なかなかハードルが高そうだが、やっていきたい。

乳幼児育児中の親のQOLを上げる技術

こんにちは。

息子の退院日にコロナ発症したへっぽこな父親1年生です。

そんな話も早まもなく半年前になり、子育てがある生活も同じく半年続けてきたなかで、手をかけるところとかけないところを明瞭化し、省力化できるところは可能な限り省力化する方向で子育てしてきました。

この中で私の家族がたどり着いた答えは、親のQOLが高い状態は子供にも良い影響を与えるんじゃね?という説を考えるようになりました。

今の生活を将来振り返ることができるように文章にしておこうと思い、筆(もといHHKB)を取って(もとい叩いて)ます。

ここでいうQOLの定義

狭義のQOLは、WHOが定義している「病気の患者が、肉体的・精神的・社会的に満足がいく状態であること」とされていますが、ここではもっと一般化した「現在の生活が、肉体的・精神的・社会的に満足している状態であること」と定義します。

なぜ親のQOLが高い状態が子供にいいのか

一番わかりやすい例は、QOLが高いと小さなことでいちいちイライラしなくなります。乳幼児の育児は意思疎通のできない相手との理不尽バトルなので、自分のストレス受容度を最大化しておくことが大切になります。イライラを子供に向けてしまうのは人間失格ですが、パートナーにむけてしまうのもやはり良くないです。イライラを向けられた方が不用意に消耗し、ストレス受容度を低下させる要因になります。これは妻↔︎夫のどちらにも言えることなので、厳に慎むべきです。

(自分も両親が毎晩言い合いしている環境で育ったので、そういう親にはなりたくないな、という反面教師的なエゴもあります)

現在の生活リズム

登場人物が3人(+1匹)いるので、特に断りがない限り私視点です。

1日の始まりは、朝の6時に妻がベッドに戻ってくるところから始まります。 寝室の隣の部屋で息子が大体5時30分頃にお腹が空いてぐずり出し、その声で妻が目を覚まし、授乳&オムツ交換へ向かいます。ちなみに、自分は全く鳴き声やグズリ声に気づかないで寝てます(もちろん自分も気づいて起きることもありますが、この時間帯は妻にお願いして二度寝します)。

妻が授乳とオムツ交換が終わって寝室に二度寝しに戻ってくるのが大体6時〜7時の間で、その時の物音やベッドの衝撃で自分は目を覚まします。それでも寝ている場合は、Apple Watchのバイブレーションで7時に起床します。

起床後は、まずうさぎのお世話。ご飯をあげて、トイレを掃除。ゴミの日であれば、前日にある程度妻がまとめておいたゴミと、うさぎのトイレゴミ、オムツゴミをひとまとめにしてゴミ捨てへ。 戻ってきたら、洗濯機を回してから朝食をとります。朝食は好きなものを食べる習慣であることと、(子供が生まれる前から)起床時間が違うので、二人分作ることはしません。 朝ごはんを食べ終わる8時頃に身支度をして、それが終わる頃には妻が起床してくるので、自分と妻の分のコーヒーを淹れて、自分は在宅で仕事を開始します。これで大体9時前です。

日中は妻が色々と(洗濯物とか食事の用意とか子供の散歩とか洗い物とか風呂掃除を)やってくれて、自分の仕事終わりは大体18~19時。

妻はもともと料理が得意ではないので、基本的には仕事が終わってから自分が用意する、または妻の料理が仕掛かりであれば自分が引き継ぎ、妻は息子のお風呂の用意(タオルとか着替え準備)をしてもらいます。

食事の用意が19時までに完了している場合は、ご飯を先に食べ、未完の場合は先に息子を風呂に入れます。お風呂に入れる担当は、特に理由がなければ自分が入れてますが、食事の準備が未済であれば妻が入れたりとまちまちです。

息子が風呂から上がったら、風呂に入れていないほうが保湿などなどのケア。その後、息子の寝室で妻が授乳です。その流れで寝てくれるので、ベビーベッドに寝かして完了です。これが大体20時〜21時の間になり、そこから自分がもっぱら就寝する23時までがフリータイムで、この時間にうさぎの散歩(いわゆるへやんぽ)したり、Youtubeや録画したテレビを見たりしてます。加えて、息子のお風呂を食事の先にした場合は、この時間に食事です。

フリータイム中に妻はお皿を片付けて食洗機の電源オン、とか、翌日ゴミの日であれば必要最低限の家庭ゴミの回収をしてくれてます。

ちなみに最近は、ベッドに入ってから全くの畑違い(例えば地学とか物理学)の論文を読んだり、Youtubeの数学解説系動画を見ながら寝落ちするという入眠方法にハマってます(これ、よくよく考えると睡眠の質を下げてそう…)。

ちなみに息子は現時点では夜泣きをほとんどせずに、冒頭で書いた朝のぐずりまで寝てくれてます(良い子…)。

QOLを上げるポイント

だいぶ前置きが長くなりましたが、この生活リズムを手に入れるまでに気づいた育児中でもQOLを上げる手っ取り早い方法は、

  • 家事は費用対効果を考えて頑張りすぎない
  • 赤ちゃんにかまいすぎなくても良い状態にする
  • 寝れる時はちゃんと寝れる環境を作る

この3つでした。

家事と育児はどちらも、やろうとすればどこまでもできてしまいます。 ソフトウェア開発の現場でも、オーバーエンジニアリングという言葉があるように、際限なく実装するのではなく、予算や発生工数を加味してどこまでやるかを決めるということとなんら変わりません。 なので、ここは各家庭の価値観に合わせた対応が必要だと思いますが、家事は頑張りすぎない(しんどい時はスーパーの惣菜・コンビニ飯・デリバリーピザで良いじゃない、手が空いてる人ができることをやる、得意な人が得意なことをやる)、子育ても頑張りすぎない(甘え泣きかどうかの違いは判断できるレベルの育児スキルは身につけるとして、甘え泣きならかまいすぎない、その代わり時間がある時はちゃんと甘やかす)、これが現時点では私の家族に合っている方法だと感じています。

あとは、睡眠時間は削っちゃダメです。体調もすぐに悪くなるし、メンタルのコンディションにすぐ跳ねてきます(一時、育児3ヶ月くらいの時、某ゲームにハマってしまい睡眠時間3~4時間とかの生活を2週間送ったら体とメンタルが死んだ)。睡眠時間を削らざるを得ないなら、寝具をいいものに変えたり、ヤクルト1000を摂取したり、半身浴で体を温めるとか、寝るn時間前はディスプレイを見ないとか、そういう対策になるかとは思いますが、睡眠の質の向上の努力か睡眠時間の確保は絶対やったほうが良さそうでした。

QOL上げたアレコレ

もちろん、最初から前述のフローで回せていたわけではないですし、息子の成長に応じて生活リズムは変わっていくので今後も有効かはわかりませんが、QOLを上げた道具や考えをピックアップします。

1. Alfred cameraの導入

1日のスケジュールを見ておやっと思った人がいるかもしれませんが、うちでは自分と妻が同じ部屋で寝ていて、息子には別室で寝てもらってます。 これは子育て経験がある人は驚く人もいるのですが、というのも乳幼児はSIDSという「乳幼児突然死症候群」という原因不明の突然死が起こることが知られており、布団が口元にかかったことによる窒息といった原因が明らかなものから、本当に原因不明の突然死もあり、目を離して寝ることは一定のリスクがあります。 それでも別室で寝ているのには理由があります。最初は妻と息子が一緒に寝ていたのですが、布団の擦れ音のような、妻が立てるちょっとした物音で息子が目を覚ましてしまったため、妻は物音を立てないように寝息も押し殺しながら寝ることになり、睡眠の質が爆下がりしてしまいました。この結果、妻が日中は息子が泣いている時以外は寝ているという状態に。まず妻の睡眠時間を確保するという観点でいろいろとTryする中で、自分が息子と同じ部屋で寝るチャレンジもしましたが、本能なのか、遠くで泣いてる声でも妻は目は覚めてしまい、意味がありませんでした。

そこで、泣いてしまったら目が醒めるのはしょうがないので、泣いていない時は妻も子も熟睡できるようにするという目的にフォーカスを変えた結果、別室で寝るのがいいだろうという結論に。そのために利用したのが監視カメラでした。

といっても、ベビーモニターのような専用品だと割と高額で、効果が出るかわからないものに出せる額ではなかったので、Alfred cameraというスマホを監視カメラにするアプリを導入しました。ただの監視カメラだと映像のみですが、このアプリは音も確認できるのが今回のユースケースにマッチしていてよかったです。しかも、アプリの起動時に広告が出ることと、ハイビジョン画質で映像を確認できないことが許容できれば無料で利用できるため、お試しにはうってつけでした。自分が以前使っていた水没してFace ID が利用できなくなった iPhone X が転がっていたので、それをカメラとして子供部屋に設置し、ビューワーは共有のiPadを使って、日中はリビングで、夜は寝室で、映像&音を確認しながら寝るという体制に変更。この結果、息子は夜に起きることが激減し、妻も熟睡できるようになり、生活の質は爆上がりしました。

ベビーベッドには温度計も設置していたのですが、この値がAlfred camera経由で、ハイビジョン画質でなくてもギリギリ読めたということも大きく、定期的な確認はiPadで行えたために息子を起こす必要もなく、温度が下がっているようであれば暖房の設定温度を変更しに行けるという点も非常にメリットがありました。この「温度計の値がギリギリ読めた」というところをクリアしたくなったため、今は年契約で課金して利用しています。外出中のうさぎ監視カメラとしても利用できることにも気づいたので、餌がなくなってるかカメラで確認できるので、心配で早く帰る必要もなくなり、土日の活動時間も延長することができました。

apps.apple.com

2. ベビーセンサーの導入

Alfred cameraで息子の様子や部屋の温度はわかるようになりましたが、もし夜中に突然死が起こっていたとしても監視カメラではそれを検出できません。そのため、監視カメラだけでなく、異常を通知する仕組みも必要です。そこで利用したのが、SENSE-U ベビーセンサーです。bluetoothスマートデバイスと接続することで、体位(うつ伏せ寝になっていないか)、体動、おおよその体温を常時確認でき、異常な状態(うつ伏せ状態が1分続いている、体温の急激な上昇・下降、閾値を超えた体温)になると接続しているデバイス側の音で教えてくれます。よって、これで別室にいても接続しているデバイスが手元にあれば、異常を即時検出できます。これにより、睡眠中にAlfred cameraは音を消して、SENSE-Uアプリを起動しておけば良くなり、さらに睡眠の質が向上しました。また、日中も別室に寝かせていても、精神的な負荷(定期的に確認に行かなきゃ…とかそういうやつ)から解放されました。この結果、目の前の家事や仕事に集中できるようになったため、結果的に息子に対して精神的に余裕のある状態で接することができるようになりました。

3. 特別じゃない日のデリバリーピザ

在宅勤務で会社の理解があり残業を可能な限りしないようにしてはいつつも、残業が必ず発生しないわけではないですし、家事が比較的得意とはいえ、冷蔵庫の在庫管理に失敗して作れるレシピがなんもない日だってありますよ。。。そんな日は、もうピザーラとかピザハットとかドミノとかでピザ注文しました。ケチケチせず食べたいものを食べたいだけ。 失敗を札束でカバーしてるだけなんですが、私たち夫婦はどちらも昭和生まれなので、やっぱりピザを取るって、なんか特別なんですよね、パーティ感?深夜残業してたらマネージャーが会社にピザ取ってくれたときのような高揚感?チーム感?がでるんですよ。ピザって不思議な食べ物ですね。

ちなみにべつに使えるならピザじゃなくてUber Eatsとかでもいいんじゃないですかね。うちは一応対応エリアですが、坂がきついエリアということもあって運んでくれる人が恒常的に少なくチップが必須だったりするので、結果的にピザの方が安上がりです、くそが。

4. 定期的な実家訪問

孫の顔見せろやと言われ続けたので、積極的に見せに行きます。そうすると、抱っこしてくれる人がたくさんいるので、結果的に自分達夫婦は楽できます。親との関係性は良好にしておくと、こういう時に効いてきます(毒親でも仲良くしとけとは言わない)。 義理の母も、仙台〜大宮(埼玉県民なので)はやまびこなら往復5,500円ぐらいで行けることに気づいたようで、もっと頻繁に遊びに行きたいと言ってくれるようになりました。やったね。自分が出張とかで数日家を空ける時は来てもらうようにお願いしてます。こういうお願いができるという安心感自体がQOLを上げます。自分がなんとかしなきゃ理論は基本的にKKD(気合い・経験・度胸)なので、たまにならなんとかなるかもしれませんが、持続可能性が非常に低いので、QOLを下げる原因になります。

(なんか読み返してたらフリーライダーみたいな印象になってしまいましたが、そんなことはない。。。と信じたい)

5. 地方都市移住

4 とも繋がりますが、自分の親を気軽に頼れること・車を(東京よりは)気軽に保有できるのは、仙台に引っ越してきて本当に助かったーと思うポイントです。妻の実家なら電車で行けないこともなかったでしょうが、もしまだ三鷹に住んでたらベビーカーで片道1.5時間を電車移動はだいぶきつかっただろうなー。。。やっぱり子供いるとお出かけ時は荷物が増えますし、見えないように授乳できるしトランク上手に使えばオムツも変えられるので、車は何かと便利で良いです。(東京から絶対に離れたくないマンや車不要論の方には参考にならず申し訳ないです)

まとめ

最後に免責事項みたいなことを書きますが、子供がいることがQOLを下げているというわけではありません。実際、息子の日々の成長を感じるたびに癒されますし、それ自体がQOLを上げていると思っています。

子供の誕生以外でも、転職や結婚などのいろいろなことが人生の中では発生し、その度に自分の人生にとってなにが大事なのかという価値観やその指標はちょっとずつ変化します。もちろん変化しない人もいると思いますが、そういう人はいま自分が何で日々の生活に満足しているのか・何に不満を持っているのかはわかっていると思うので横に置いておくとして、子育て中かどうかはさておき、QOLを上げるには自分がどのような人生を歩みたいのかを軸に考えて、何をしたらQOLを上げられそうか、そのために何が必要かを常に考え続ける姿勢が、QOLの高い人生を過ごすためには大事なんじゃないでしょうか。

今年買って良かったもの2022

こんにちは。

年の瀬なので、今年買って良かったものをまとめておきます。

ちなみに去年のはこちら

akagire.hatenablog.com

1.コーヒーミル

コーヒーは前から好きだったんだけど、今年はコーヒーに再入門した年でした。 以前からコーヒーロースターで買ってきた豆を自宅でミルで挽いて、コーヒーを淹れていました。

が、使っていたミルはハリオのセラミック製ミル。浅煎りの豆を挽くには力が必要でした。ということで電動ミルが欲しくなり、3000円くらいの電動ミルを購入。が、2杯分を挽き切るのに3分ぐらいかかるため非常にかったるくなり、1万円弱の金属製の手動ミルをさらに購入。セラミックのように砕く方式とは異なり、ハサミで切るような構造なので手動でも軽く挽けるので2杯分も30秒程度でらくらく挽くことができるようになりました。 副次的効果で挽いた豆のメッシュも揃っており、満足しています。

ランク外にはなっていますが、他にもハリオのビーカーサーバー・メリタのドリッパー、コーヒースケールなども揃えて、これまで適当に抽出していたことで毎回ぶれていた味を揃えることにも成功し、大変満足しています。

2. タニタのスマート体重計

妻への誕生日プレゼントだったのですが、3人まで登録できるので自分も使ってます。iPhoneBluetoothで接続でき、記録した体重・体脂肪率・筋肉量などをヘルスケアアプリに自動的に取り込めます。後述のApple Watchと組み合わせて、ヘルスケア関係のデータ取得が楽になりました。

3. Apple Watch SE

自分への誕生日プレゼントに。以前モトローラのスマートウォッチを持っていたのですが、満足のいくものではなかったのでウェアラブルバイスにはそこまで期待していませんでしたが、会社の人にお勧めされて購入。登山中のカロリートラッキングができればまぁ...と思って購入しました。しかし、現在は睡眠トラッキングが優秀でそれを参考にして生活リズムを整えています。 Ringを閉じたい欲が出てくるので、運動も自発的にするようになりました(子供が産まれるまでは…)。

www.apple.com

4. WiFi ルーター

これまでは TimeCapsule を使っていたのですが、購入から10年近く経過しており動作が不安定になってきたことと、寝室の電波の入りが悪かったこともあり、これを期に新調しました。 IEEE802.11 ax対応なのですこぶる速くて満足してます。以前のルーターといえば定期的に再起動しないと使い物にならないという欠点があり、Appleルーターはそれが不要で気に入っていたのですが、さすがに最近のルーターなので、頻繁に再起動する必要はないというところも良いです。とはいえ、やはりたまに固まってしまうようなので、スケジュール機能で毎週日曜日の午前3時に再起動がかかる設定で運用しています。

5. 赤ちゃんモニター

別エントリでちゃんと書きたいんですが、現時点では妻も含めて赤ちゃんとは別室で寝ています。理由としては、うちの子はちょっとした物音(布団の掠れる音)でも目を覚ましてしまうため、一緒に寝ると夜に熟睡できないからです。

ですが、赤ちゃんには SIDS という突然死のリスクがあり、睡眠中も眼が離せません。なので、赤ちゃんのおむつにモニターを装着し、体動・体温・姿勢を常に監視し、問題があればスマートデバイス(今回は iPad )に通知するようにしました。 この結果、夜も熟睡できるようになり、日々の生活に可能な限り支障が出ないようにしています。

注意点として、モニタアプリがバックグラウンドに居続けるとガベコレされてしまう点、Bluetoothの強度がそこまで強くない点、モニタリングアプリ以外の通知を集中モードや睡眠モードでオフにすると同じAppleIDでログインしているデバイスも通知が来なくなる点には気をつけてください。

自分は iPad 用に新しい Apple ID を取得しました。

口コミを見ると、電池がすぐ切れるといったものがあり不安だったのですが、実際に届いた筐体を持つとわかるのですが、なかなかチープな作りで、個体に当たり外れがあってもおかしくないな、というのが感想です。自分の買った個体は電池持ちがかなりよく、定格以上と、幸いにして当たりだったようです(ただし、BTが弱すぎる気がする…)

まとめ

見返すと、ヘルスケアデバイスが二つも入っていて、年齢的なものや、親になったという責任もあり、今以上に体のことを大切にしなければと思ってますし、そのきっかけになっています。

以上が今年の買ってよかったものでした。それでは来年も良いお年をー。

父親になって2ヶ月が経ったのでコロナになったときのことを振り返る

こんにちは。

10月の下旬、父親になりました。

母子ともに健康で、予定通り出産の5日に退院となったのですが、退院日にコロナ発症してえらい目にあったので、その時のことを書き残しておこうかと。

発症の背景

出産立会の興奮覚めやらぬまま、おそらく買い出しやらなんやらをしていた時に運悪くコロナウィルスをもらってしまう。

1日目

妻と子の退院日。起床時点で既に喉の痛みがあったが、乾燥する時期なので、口開けて寝てたのかなー程度。 産婦人科に行く準備をして、一息ついていたタイミングに、やや熱っぽさを感じ、体温を測ったところ37.3度の微熱。 体が丈夫というわけでもなく、体重もBMI17~18を行ったり来たりしている身なので、体を動かすと割とすぐ熱がでる体質ということもあり、問題ないと判断してそのまま病院へ。

産婦人科の方も対策はしていて、出産立ち会い時以外は家族も面会NGなので、駐車場で妻が降りてくるのを待っていた。

洋服を着せてからうんちをしたようでオムツ交換が3回繰り返され、退院予定時間は1.5時間圧し。車で待っている間、どんどん喉が痛くなってきた。ひどい喉風邪を引いた時に感じるレベルの咽頭痛だったので、これはもしやがあるぞと判断。妻にはこの時点で体調が芳しくない旨をLINEで連絡。

病院から出てきた妻には子をチャイルドシートに収めるのに手こずって、出発も想定以上に時間がかかった。今考えると、チャイルドシートの使い方をちゃんと予習してた方がよかった。 妻も久々の再会ということで色々と病院であったことを話してくるが、コロナの可能性があるということで窓を全開にして、妻にも会話は控えてほしいとお願いする。

家に帰ってきた時には若干の気だるさが。熱を測ったがこの時も37.3℃。念の為寝室に即隔離した。

退院日ということで、自分の両親と妻の母が自宅に来ており、子と妻は双方の母に面倒見てもらう状態に。

自分の母からコロナの抗原検査キットを薬局から仕入れてもらい検査するも陰性。

寝室で昼食を食べたらある程度回復したので、リビングでマスク外した状態で普通に会食。

その後、咳が出るようになってきたので、改めてマスクをつけて自宅の寝室に隔離。

妻の母は長期間自宅で過ごしてくれるてはずだったので妻と子供のことは任せて寝る。20時ごろに目覚め、熱を測ったら38.9℃の発熱。

熱のせいなのか、晩御飯(カレーだった)を食べてもご飯の甘味と苦味しか感じず、これが味覚障害かと納得しつつもコロナ感染を強烈に疑い、翌日近所の内科を受診することにした。

深夜、強烈な悪寒を感じ熱を測ると39.3℃の発熱。バファリンを飲み、薬が効いてくると自然に寝た。

2日目

バファリンが切れ、相変わらずの強烈な悪寒と喉の痛みで起床。妻が起きていたのでバナナとバファリンを部屋の前に持ってきてもらい、マシになるのを待つ。 そうこうしてるうちに、近所の内科の診療時間になったので電話するも、一切電話に出ない。ホームページを見ると、電話が鳴りっぱなしで対応できないということで電話をとっていないようだった。宮城県のコロナ対策サイトでは電話で予約してから行くことが求められていたので、この病院では診てくれないと判断し、ちょっと遠いかかりつけの病院に連絡。こちらはすぐ連絡がついて、予約もできた。 そのことを妻と妻の母に伝えると、結果によらず、今すぐ自宅以外で療養して欲しいと強くお願いされる。コロナ対策センターにホテル療養について連絡したところ、陽性がわかってから部屋を確保するので、当日中に療養できるホテルの部屋が確保できるかはわからないということだったので、実家に打診。

打診したところ、そうなるだろうと思っていたようで、部屋を確保してもらっていた。

バファリンが効いているのを見計らって、かかりつけ院にキャンセル連絡し、車で小一時間走り実家へ。到着する時はバファリンも切れていて、へろへろ。よく事故しなかったと思う。

家に入る前に、近所の発熱外来をやっているクリニックに電話してアポ取り。午前の診療時間後に車で来てくれとのことで、病院に車で行く。

抗原検査の結果、陽性となる。

鼻水と喉の症状がつらかったので、その薬と解熱剤(カロナール)をもらう。 診察代と薬代は、完治後に支払いに来てくれとのことで、そのまま帰宅し、隔離部屋へ。

相変わらずの強烈な悪寒があり、この時点で38.9℃。カロナールをすぐに飲んで効果が出るのを待つ。部屋の暖房をマックスにして凌ぐが寒いものは寒い。

その間、親に色々買い出しに行ってもらう。

震えながら気絶するように寝て、起きたらカロナールが効いていて熱も38℃以下に下がっているが、8時間程度で効果は切れ悪寒から震え始める、を繰り返す。食欲が減退することはなかったが、割と強烈な吐き気もあった

3日目

2日目よりもカロナールが必要になる間隔が長くなり、まともな意識を取り戻し始める。 熱はおおよそ38.3〜38.9℃を行ったり来たりで、寝れなくならないように夕方にはカロナールを飲んだ。相変わらず食欲は正常だが下痢症状あり。味覚症状はすでに元に戻り、初日や2日目の味覚異常は発熱やカリウムのバランス崩れからだと思われる。

4日目

カロナールなしで38℃以下にコントロールできるようになり、復帰のことを考え始める。 下痢症状も続いているが、持病の潰瘍性大腸炎からくるものの感じではなく、水分補給とのバランス崩れと思われる。落ち着いていた喉の痛みが次第に強さをぶり返してきて、そんなに出なかった咳もたくさん出るようになり、やや胸痛もあった。この頃が一番喉が痛かった。

5日目

37℃を超えたり下回ったりを繰り返す。咳は落ち着き胸痛がきつい。 下痢症状は落ち着き始める。この頃からYouTubeを見る程度の元気は出てきた。

6日目

熱は37℃を超えることはなくなる。喉の痛みは相変わらずあるが、強さはマシになり、咳はほぼ出なくなる。 復帰に備えて筋トレを始める。会社に出産関係の手続きができていない旨を報告し、指示を仰ぐが、復帰してからでいいというありがたいお言葉をいただく。

7日目

熱はないので感覚としては元気。 やることがないので筋トレとYouTubeとアマプラを見る。喉の痛みは無くならない。コロナ前からあった後鼻漏が悪化。

8日目

厚生労働省ガイドライン的にはこの日をもって隔離の必要性はなくなる(回復から24時間経過)が、旧基準で隔離を継続する。

咽頭の諸症状(痰が絡む感じ、鼻水かみたいけど出てこない感じ、鼻声)以外は元気。 体重を測ったら、コロナ前57.1kgとすでにもやしなのが54.5kgまで減少。浅草から府中を通勤していた時の体重(54kg)を下回りそう。筋肉も減ってる感じがあるので、徐々に取り返すしかなさそうだが、子育てする体力が残されているのか不安になる。

会社から、年末調整の手続きだけは期限内にやってくれ(超えた場合は例外なく確定申告 & 乙欄適用になる)という厳しい連絡を受け、一時的に仙台の自宅に年末調整関係の書類を回収しに帰る。正直鬼畜かと思った。年末調整の担当窓口に事情を説明して、なんとか延期してもらえないかを交渉してくれた会社の育休担当の人事の方には感謝しかない。

9日目

咽頭の症状も落ち着いてくる。体重は53kgまで低下。無事に最低体重を更新。元気だが、食べているのに体重がどんどん減っていく恐怖は計り知れない。。発症から7日以降の外出制限はない(当たり前だが感染対策は必要)なので、着の身着のままで実家に来ており服がなく、ユニクロに買いに行く。体重と内臓の状況を考えて、丸亀製麺で釜揚げうどんを食べる。

10日目

具合が悪い感じは一切ないが、極度の体力低下を感じる(車でイオンに出かけただけで昼寝しないと耐えられない)。 体重はさらに減って52kg台に。今日もイオンにお出かけ。平日イオンはガラガラなので良い。家にいる間はWRCやらWEC(録画)を見て時間を潰す。 体重回復につとめるため、親に毎回のご飯の量を増やしてもらうようにお願いする。大食いではないので辛かったが、大食い系YouTuber(しのけんさん)を見ながらご飯を食べたら量が入ることに気づき、それ以降大食い動画を見ながらご飯を食べることにした。

11日目

病院に診断料を支払に行く。それ以外は家で筋トレしながらWRCを見ていた。 この辺から、落ち着いていた咳が再発する。現時点もたまに咳が出るが、喉が痛いわけではない。

体重は、大食い動画のおかげで58kgまで一気に回復。

12日目

仙台の自宅に帰る用意を始める。 滞在していた部屋と専用化していたトイレの掃除。ガイドラインとしては人体から離れたウィルスは72時間で感染力を失うため、部屋の掃除は換気と掃除機ぐらいで。 トイレについては体液が頻繁に付く為注意して清掃した上で、掃除の際に着てる服は処分する対応とした。

13日目

実家を出て自宅へ。長かった療養期間が終わり、乳幼児の子育てに合流。

厳格な隔離ガイドライン(旧基準)を適用した理由

www.mhlw.go.jp

義母の知り合いに内科医がおり、その方は現在も旧ガイドラインを適用しているということで、その話を聞いた妻と義母。その状態で実家に帰ることができなかった(家族の合意を得ることができなかった)というのが理由です。

一応、宮城県のコロナ対策センターと、実家のある山形県のコロナ対策センター双方に連絡して隔離の基準について確認したが、現時点では厚生労働省ガイドラインに従っていれば問題ない(症状寛解から24時間経過で隔離解除)という回答ではあったが、回答に詰まっているところもあり、その結果クラスター発生につながった事例もあるのだろうと深読みしてしまった。

新生児を持つ親がコロナになって感じた感想

コロナの赤ちゃんへの影響の情報が更新されていない

成人済みの人については、社会生活を優先する形で症状が消えたら社会復帰できるような形になっているが、子供、特に未就学児・新生児に関する情報があまりなく、正直何を頼って行動すればよかったのか、今でも疑問がある。

赤ちゃんを持つ家庭に対しての特別な支援というものは特にない

コロナ対策センターへ、自宅に新生児がいる旨を伝えていたが、特段、特別な対応があるということはなかった。基本的に、家庭内隔離で十分防げるという考えなのか、そんな余裕がないのか(他の都道府県では何かしらの対策があるのか)含めてよくわからなかった。

実家で隔離していた時に面倒を見てくれた実母の対応

基本的に、東京都のコロナ感染対策ハンドブックが一番役にたったということなので紹介しておく。

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/shien/zitakuryouyouhandbook.files/zitakuryouyouhandbook0128.pdf

このおかげで、実家での家庭内感染は発生しなかった。 (しかし、1ヶ月後にどこかからコロナをもらってしまい、全員コロナになった模様。。これだけ対策してもかかる時はかかるという証左ということでこのエピソードも書いてます)

ひとまず、コロナのことだけ書いて5000字近くになったので、子育ての近況とかは別なエントリーにします。 それでは。

2年間マンションの理事をやりきった。またやりたい

こんにちは。

Twitterのbioにも書いていますが、2020年から2022年まで今住んでるマンションの管理組合の理事をやってました。なんなら今年は副理事長でした。

自分の思いとしては今後もやっていい(多分やったら理事長にさせられてた)と思っているのですが、プライベートな事情から今年で一度理事から退任することにしました(理由はそのうち書きますが、理事会や管理組合とは全く別な都合です)。

管理会社からは、どのマンションも理事の成り手不足で苦労しているというお話をされていて、うちのマンションに至っては基本輪番制をとっている状態なのですが、理事会について勘違いしている人が多いという側面もありそうだったので、体験談・感想、なぜ理事を続けたいと思うのか、書いておこうと思います。

なぜ理事をやろうと思ったのか

そもそも自分は今住んでいる仙台には縁もゆかりもなく、2018年に引っ越してきた直後はだれも知り合いがいない状態でした。 幸い、IT系の勉強会に参加したり嫁がフリーランスやってた頃に使ってたシェアオフィスにお邪魔したりして知り合いはだいぶ増えたのですが、それとは別に、マンション内や近所で顔を合わせたら気軽に挨拶するようなレベルのご近所付きあいができる知り合いが欲しかった、というのが一番大きなモチベーションでした。 ワンルームマンションならいざ知らず、ファミリータイプのマンションともなると、いざ子供ができた時は結局近所の人には迷惑がかかるだろうし、近所の目で子供を見守ってもらえるだろうという打算的な思いです。

もうひとつの理由は、単純に古ぼけた中古マンションなんだから、自分が住みやすい家にしたい、という理由です。 たとえば、うちのマンションは築30年を超えているので、電気設備が貧弱で、各戸に引ける最大アンペア数が40Aと規約で謳われていて、流石に今後オール電化にしたくなったら対応できないな、とか、 EVに乗ってみたいから 今後来るかもしれないEV時代に備えて充電スポットを建屋内にほしいという意見を素早く理事会に届けたい、といったところです。

実際に理事をやってみてどうだったか

まず、目的だったご近所さんと顔見知りになるという目的はある程度達成できました。 全員と顔見知りになったわけではなかったですが、理事会で積極的に発言する人との良好な関係性を作れたと思っています。

次に、自分が住みやすいようにする、という観点で、非常に満足いく結果となりました。 共益部の修繕に関する色決めは理事会での意見が全面的に採用されるため、個人的には色味についての不満はない状態にできました。(そもへんも区分保有者全員の合意を得るべきでは?という考えもあると思いますが、理事会は毎月1回程度の開催頻度で物事を決めていく必要がありますし、修繕は素早く終えないといけない(そしてシステム開発と同様、期間が長くなればなるほどお金がかかる)ので、素早く完了させる必要があり、意思決定も素早くなければなりません)

また、EVの充電スポットについては、自分が理事になったタイミングで希望する意見を出していたことと、近年のEVの低価格化(補助金の拡充)により、むしろタウンユースの日頃の買い物にしか車を使わない人には経済面でも最適解であるという理事会での意識変容があり、前向きに継続検討していくことになりました。

他にも、理事会のIT化も提案したんですが、これは残念ながら実現には至りませんでしたが、管理会社からのウケは良く(現地に来なくて良くなるんだから当たり前ですが)、今後改善されるだろうなと楽天的に考えています。

じゃあ良いことだけだったのかというとそうではなく、大変だったこともあります。

それは、世代間の考え方のギャップが相当しんどい、過去のしがらみ、理事会開催のために業務都合をつける難しさの3点です。

世代間の考え方のギャップが相当しんどい

繰り返しになってしまいますが、住んでいるマンションは築30年以上の中古物件ですので、ほとんどの住民は、新築時に子育てをしていた団塊ジュニアです。なので、これから子育てをする仕事をしている世代との考え方のギャップがどうしても生まれます。例えば、今後マンションをどのように良くしていくべきか、という考え方も異なり、今の価値観で子育てしやすい・プライバシー維持したいという考えと、最低限の修繕で良いからそれよりも管理費を安くしてほしい、というような具合です。

幸い、今回理事をされているような方は「世代交代ができないとマンション運営が行き詰まってしまうので、若者の意見を積極的に取り入れたい」という意識の方が多く、私の意見を聞いてもらえましたし、なぜ今のような運用ルールになっているのかという説明もしていただけ、勉強になりました。

一方で、全住民を対象にした合意形成を行う場面ではそうもいかなかったシーンもあります。詳細は控えますが、丁寧に説得&場合によっては「あなた以外からは合意を得られている」というような、緩急のある意思疎通が必要なこともありました。これは、通常業務の中でも必要になる対人・マネジメントスキルが要求されるものでした。これも今の自分にとっては非常に勉強になるものでした。

過去のしがらみ

30年もマンションを運営していくと、本来とるべきルールが無視され、土地柄・住民の間で納得のいく合意が既に形成されていて、あるべき姿にする(戻す)ことができない・サンクコストが発生する、みたいなものもあります。たとえば、近隣の町内会との運用の整合性をどう取るか、みたいなものです。こればかりは、ステークホルダーが多すぎるので、一朝一夕にはいかないため、本気で取り組む人が出るまでは、そのままになるだろうな、という印象です。それがどうしても嫌で、理事会に参加したくない人や、そもそも自分が住んでいるマンションを嫌悪してしまうということが起こるような気がします。ここは、ある程度の割り切りや現実主義的な考えを持ち出さないとキツイな、という部分です。

理事会開催時の業務都合をつける

これが理事になりたい人が減っている・出てこない最も大きな理由ではないでしょうか。繰り返しになりますが、中古マンションでは主に定年を過ぎた人が重要人物になっており、基本的に理事会は平日に開催されます。私が住んでいるマンションのように、勤め人にも考慮した日程(平日だけど夕方に開催してくれる)であればまだ良いのですが、そうではないマンションの場合、いくら理事になりたいと思っていても、平日のコアタイムに仕事を中抜けさせてくれるような会社は少ないでしょう。 幸い、自分はフレックスなので、同じプロジェクトのメンバーに合意を取れば早退することは難易度が低かったので困りませんでしたが、来期の理事を輪番でお願いした方の数名が、仕事を理由に辞退されています。

なり手を増やすためには、IT化でオンラインミーティングを許可するとか、土日開催も検討するとかそういうソリューションが必要になってくるのですが、普通に考えて土日の貴重な休みをこのような議論の時間にしても良いという人は多くないのも理解できます。そして、オンラインミーティング化したところで、それに追従できる新築当時からの住民がどれほどいるだろうか、というのも大きな問題です。。。(肌感、半数以上の方はオンラインでも良いという意見ではあったのですが、声の大きな中心人物がNGを声高に叫んでしまうとなかなか難しい。。あえてその人の意見を否定するような近所付き合いがギスギスしかねない行動を取れないという、帽子を被り分けるのがしんどいという日本人らしい問題もあったりします_)

これからマンション理事をやらなければならない人に伝えたいこと

とまぁネガティブなことも書きましたが、普通に楽しいですよ、理事会。特に自分の住んでいるマンションをより良くする活動に参加できる、毎月払っている管理費の使い道を自分で決められるというのは、マンションを購入した人にしかできない権利なので、是非行使してほしいです。あと、知り合いが増えるのも個人的には楽しかったです。時代に反した考え方なのは理解していますが、他人に干渉しないということと、近所に住んでいる人と積極的に交流しないは意味が違うと思うんですよね。必要以上に交流する必要はないけど、少なくともコモンを共有している人たちなんだから、そういうコンテキストを共有できる人とは課題や良いことについて議論したり、井戸端会議をして、他の人がいろいろな事象についてどう考えているのかを知ることは大事じゃないでしょうか。

とはいえ、仕事の都合で参加が難しい場合でも、監査役という形で、合意形成結果についていちゃもんをつける議論が煮詰まっていない点を指摘したりすることは有意義ですので、理事会には参加しないけど書類には目を通すという形でも私はいいと思いました。

漫然と理事をやるとやらされ感を感じてしまうかもしれないので、任期中に自分が理事会で何を実現したいのか、個人的な要望で構わないので、何らかの目標を立てると、理事会の活動を自分ごと化できると思います。これが自分が理事を続けたかった理由で自分が巻いたEV充電スポット設置の話を自分が進めたいんですよね...(変な設備になったり、充電スポットの話自体が立ち消えにならないように...)

私は副理事までやりましたが、副理事は理事長が欠席したときのファシリや理事の意思決定をアシストするような意見だしをするだけでよいので、思ったほど大変ではなかったです。

ただ、理事長となると話は別で、管理費を管理している口座の名義を理事長名義に変えるとか、必要な書類に目を通して承認するという面倒な仕事があるので、業務都合がつきやすかったり、ご近所さんや管理会社の担当者からの信頼を得ているとか、ある程度条件が必要な気がします。いきなり理事長になるのではなく、まずは皆さんからの信頼を得るような行動をしたうえで、徐々に理事長の座を狙ってみてください。これは、マネジメントスキルに加えて、ある程度の人心掌握術も必要かもしれません(闇)。

新築マンションの事情は未経験なのでわかりませんが、皆さん顔見知りではない中、厳しいお金の話をする必要があるので、ある程度、面倒ごとが起こることを覚悟する必要かもしれません(管理会社がサポートしてくれると思いますが)。新築マンションだと、子育て世代が集まると思うので、理事会の開催日時やツール(オンラインミーティングなど)の提案は比較的楽かもしれませんね。

それでは。

ツーリング・キャンプ・登山をするときに気にしている天気のこと

アウトドアでのアクティビティにつきものな自然との対峙。色々あれど、最もハードルが高く、自分ではなんともできないのが天気。。

特にこの夏休み期間は、自分が住んでいる仙台周辺の天候が安定しないこともあり、予定していたキャンプ・登山の予定を変更し続ける前半戦でした。

登山やツーリングのような命に関わるアクティビティを予定している場合は流石にいろいろと気をつけていて、無理しないというのが心情です(各方面に迷惑をかけたくないので)。

とはいえ、雨予報でもこれくらいなら大丈夫だな、とかそういう日もあるわけです。その見極めのために使っている諸サービスでも紹介して、潰れてしまった夏休み前半戦の供養にでもしようかと思います。

長期的な予報の確認

そもそも自分の性格上、1ヶ月以上先の旅行や遊びをする計画を立てることは稀なのですが、交通機関や宿泊施設など確保の観点から1ヶ月先の予報を参考にすることもあります。

その場合、そもそも1ヶ月予報を出しているサービスが限られるため、以下の情報を参考に、統合的に判断しています。

  1. 季節予報 (気象庁) www.jma.go.jp www.jma.go.jp

統計的に向こう1ヶ月の傾向を発表しています。 ちなみに、気象庁(やその情報をもとに報道しているマスコミの気象に関するニュース)で利用される地域区分が複数種類あるので、こちらの解説資料に則って把握する必要があります。 www.jma.go.jp

北日本」や「東北地方」という言葉が混同して使われていた時、どこの話をしているのかは見極めておく必要があります。例えば、青森県だと津軽地域と下北・三八上北で区分が分かれているので、目的地に応じて確認すべき予報の内容は変わります。

  1. AccuWeather

www.accuweather.com

出どころ不明情報ですが、1ヶ月先までの具体的な天候をちゃんと表示してくれているので、判断に迷うときはこちらも見ます。海外予報サイトなので、精度は高くないので、後述する2週間以上先のおおよその天候を把握したい時に使います。

中期的な予報の確認

以下の気象予報サービスでは、10日先の天気まで確認することができます。

  1. ウェザーニュース

weathernews.jp

  1. tenki.jp

tenki.jp

ウェザーニュースは独自予報、tenki.jpは日本気象協会発表の公式予想となっています。双方の予報が一致しているときは大体変わることはないです。もちろん、台風が近づいている場合や、急に偏西風が蛇行した、みたいなことがあればどちらの予報サイトも急に予報が変わることがあります。

キャンセル料は最長で1週間前から発生するので、費用が発生する場合は日々ここの情報と睨めっこしながら2週間を過ごすことになります。

短期的な予報の確認

前日〜3日前の予報は、上記と同じくウェザーニュースとtenki.jpの情報に加え、気象庁の予報も加えて参考にします。

www.jma.go.jp

気象庁の予報は、1週間以内であれば信頼度まで表示してくれているので助かります。注意点としては、読めばわかりますが、晴れ予報でも、以下のような内容が書いてある場合は要注意です。

所により 夜のはじめ頃 まで 雨 で 雷を伴い 激しく 降る

お守りと同じで、大吉でも結構厳しいことが書いてある時があると思いますが、同じニュアンスで、急な天候の変化に注意します。

さらに、登山やキャンプ・ツーリングの場合は、山間部に滞在したり走行することになるので、こちらの予報サイトも確認しています。

tenkura.n-kishou.co.jp

特に登山となると、「里」の天気は良くても山の天気は悪かったり、その逆もあったりするので、単純な気象予報サイトだけを参考にすると、痛い目を見たりするのですが、このサイトはその山の登山適切度をA/B/Cの三段階で評価してくれます。最高ランクのAであれば、里の天気は良くなくても、山間部は風がなかったり、高層雲がないので頂上は晴れているということが大体判断できます。

高所の気温については、Windyが参考になります。指定の高度の風や気温の情報が確認できます。

www.windy.com

リアルタイム(1時間後〜最短だと5分後の天気の確認)

最後に、実際に行動を始めた後の気象確認です。ここまでくると予想ではなく、実況データを見て、登山の場合は下山判断、ツーリングの場合は早期離脱を判断するために利用します。キャンプの場合は、撤収を判断するかどうかになりますが、設営が終わっていたら覚悟を決めます(流石に雷が鳴った場合はテントへの落雷の危険性があるので、荷物を残して東屋やビジターセンターに避難します)。

ツーリングは運転しながら、登山は圏外になることもあるので、常時予報サイトを確認するわけにはいかず。なので、空模様を定期的に確認し、不穏な兆候がないかを見極めることが必要になります。不穏な兆候とは具体的にこんなやつです。

  • 進行方向に入道雲がある
  • 急に冷たい風/突風が吹いてきた
  • 霧が出てきた / 山肌を雲が登ってきた
  • じめっとしてきた
  • すれ違う車や登山者が濡れていたり雨具を装着している(登山の場合はすれ違う人に声かけて情報収集したりするし、ツーリング中であればバイク乗ってたっぽい人に声かけることもある)
  • 道路・登山道が濡れている
  • なんとなく頭が痛い、スマホ/登山時計の気圧が想定よりも下がっている

これらの兆候を察知したら、気象庁のナウキャストを確認します。

www.jma.go.jp

アニメーションで雨雲や雷雲の動きをある程度予測し、気にせず進んだほうがいいのか、撤退するほうがいいのか、その場に留まる(ビバーク)を判断します。

特に、登山中の雷雲の接近には注意が必要です。森林限界より高度が高い場所であれば、木や岩といった逃げ場がないためです。

引き返すことすら危険な場合は、金属製のものを外して雷雲が過ぎていくのを待つしかありません。非常に危険なので、そもそも発雷確率を確認し、確率が高い場合は登山を控えるといった危機回避が必要です。

www.imocwx.com

とまぁ、こんな情報を使って、家を出るかどうかを判断してます。大体、ここに書いていることを気にしているような日は、大体天気が崩れるので、家にいるという結果になっていることが多いですね。。。

星を見る時

天体観測のような、雲の晴れ具合が重要なシチュエーションの時は、SCWというサービスを使っています。

supercweather.com

航空祭とか飛行機の写真撮りたいとか、そういうシチュエーションでも使えると思います。

以上です。

なぜフロントエンドのコンポーネント分割に失敗するのか?

タイトルは釣り。

 

ユースケースvsドメイン

ユースケースは「こういう時に使うもの」と言えるもの、ドメインは「この業務知識」と言えるもの。

破綻する理由は、ユースケースドメインがひとつのコンポーネントで混ざり合ってしまっているから。

まず、ユースケース別なコンポーネントと、ドメイン知識が含まれるコンポーネントは明確に分けるようにするだけでもかなりマシになるはず。

以下は、それをどう実現するかの雑記。

 


バケツリレーvs状態管理(またはcontext)

propsのバケツリレーのネストの深さや親コンポーネントへのイベント通知のため、状態管理やcontextを使うのは、基本的に悪手になるケースが多い。特定コンポーネントが別なコンポーネントと一緒に利用されていないと使えない状態になるので、密結合になる。

今のところ1番気に入っているアーキテクチャは、ドメインロジックを含むコードをpagesのみに記述し、コンポーネントには一切のドメインロジックを記述せず、propsのバケツリレーにする方法。

バケツリレーのネストが深くなってしまう理由としては、ページ内のブロック単位で安易にコンポーネントを切り出していることで、パーツの依存方向がめちゃめちゃになってしまい、結果としてネストが深くなってしまっているだけで、状態管理やcontextを使っていい理由にはならず、とどのつまりアーキテクチャが良くないからそうなっているものを無理やり動かすために状態管理やcontextを使って繋ぎ止めているだけだろう。

 


どうしてもcontextを使いたいのであれば、パーツとして共通利用可能なコンポーネントをまず作り、さらにそれを特定ドメインでのユースケースに限定したcontextでラップした新たなコンポーネントを用意し、意図しない共通利用を避けるようにし、このルールをコーディング規約として徹底させる。

この手法の場合の嬉しい副作用として、コーディングできるデザイナーが参加しているプロジェクトで威力を発揮する。デザイナーは共通利用できるコンポーネントのみに手を入れることで不意なロジックの破壊を防げるので、デザイナーが安心して積極的にコーディングに参加できるようになる。

 


加えて、Storybookを使っているプロジェクトであれば、基本的に特定contextで括られたコンポーネントについてはパーツ単位で見られるようにする必要はないだろう。

 


CSS設計

CSSは見た目におけるドメイン知識なので、コンポーネントを横断して伝播するような書き方を避ける。そうしないと、特定コンポーネント間の依存系の場合にのみ発生する見た目のずれがでたり、逆に特定コンポーネント間の依存であれば意図した通りの見た目になるのに、別なコンポーネントコンポジションすると意図した見た目にならならず、しょうがなくワークアラウンドのためコンポーネントユースケース毎の場合分けしたCSSが混入してしまうと、コードで言う密結合な状態となり、意図しないデザイン崩れが依存系に発生するなどの副作用がきつく、手がつけられなくなる。

 


対策としては今のところトライ段階だが、CSSセレクタをうまく使う(小結合子 > や、Owlセレクタ * + *)ことで、無駄なマージン定義クラスの爆発的増加を避けたり、意図しない子コンポーネントへのスタイル適用を防ぐような規約にできないか検討している。

 


Atomic Designをどう捉えるか

社内外問わず、色々な人から「Atomic Designはうまくいかない」という声を聞く。よく話を聞くと、Atomic Designであることがうまくいかない理由ではなく、上記のようなコンポーネントの切り方を誤り発生している依存関係がカオスな状態をAtomic Designのせいにしているだけなのではと最近は思う。大切なのは、依存関係を一方通行にさせること、コンポーネントコンポジション性を保つことで、それがまもられればAtomic Designでなくても、分割ルールを各プロジェクトや会社で決めてもらえればいいので、分割の手法そのものにこだわる必要はない。

ドワンゴBCD designや、食べログアーキテクチャなど、エンジニアを納得させやすいAtomic Design以外のアーキテクチャがある。カオスなプロジェクトに対して最も提案しやすくてことある毎に引き合いに出している程度にはおすすめ。

 


Figmaとデザイントーク

Atomic Designがうまくいかない理由はエンジニアのわがままやスキル不足であると述べたが、その上段、つまりデザインカンプに問題があるケースがあることもある。

たとえば、ボタンに法則性不明な複数のバリエーションがあったり、Rectangleの間隔に法則性がなかったり、そもそもコンポーネントが使われていないので修正漏れがぽろぽろ起きる、というものだ。

デザインレビューで無駄なボタンのバリエーション爆発が起こっていることは指摘できるが、間隔についてはそこまでチェックしていない現場が多いのではないだろうか。

 


間隔がまちまちになると、エンジニアがよしなにその意匠を読み取る必要が出てくるため、コミュニケーション齟齬が起きたり、実装コストが高くなるうえ、法則性が見出せないので、変更に弱いDOM構造やCSSスタイリングにせざるを得ないケースに発展する。

 


もしあなたが感度の高いUIデザイナーでFigmaを使っているのであれば、直ちにFixedなレイアウトをやめて、全てをAutoLayoutベースで作り直すべきだ。

 


また、、UIデザイナーはデザイントークンにも気を使ってほしい。

figmaを使うことでエンジニアは簡単に指定された色を使っことができるので、デザイナーはさまざまな色を指定してしまいがちだが、その結果、全ての特定の色を変更したくなったタイミングで、全置換になる(Figmaはそれを簡単にできるが、CSSではそうならない)。その色が正しく指定されていれば良いが、カラーパレットからピックした似たような色のバリエーションがあった場合、置換対象から漏れてしまい、色が変わっていないページが爆誕することになる。これはいわばデザインのバグである。

 


対策として、最低でもフォント・色はトークン化し、可能であれば design lint で不正な値が使われていないか確認する体制をとってほしい。

 


デザインフレームワークを使っている場合

MUIやVuetifyといったフレームワークを使う場合に気をつけないといけないのはカスタマイズとの兼ね合い。デザイナーの方でガツガツスタイリングしても、ライブラリのほうではそのトークンはカスタム不可能ということが普通にあり得る。

その場合の選択肢としては二つあり、

ライブラリの利用をやめる
カスタマイズ可能な範囲で妥協する
これだけだ。ある程度グロースしていたり、その意匠やuiがプロダクトのブランディングユーザビリティに不可欠なものでありながらコンポーネントを0から開発するコストが取れない場合は、頑張ってカスタマイズすることも選択肢には入ってくるが、ある程度のカスタマイズまで行くと、スクラッチで開発した方が安上がりになることの方が多い。特にVue系のフレームワークは成熟が進んでおらず、カスタマイズ性に難があるため、早々に諦めた方がいい。

 


ただし、カスタマイズしすぎると、特定ユースケースに特化したコンポーネントにせざるを得なくなり、コンポーネントのメンテナンス性に問題が起こる。デザインシステムが未整備のプロジェクトでMVPやABテストをやる場合は、デザインもある程度妥協する必要が良いだろう。

 


このためにも、エンジニアとデザイナーは相互理解しながら双方の妥協点を見出せる関係性を作らなければならない。

 


まとめ

正直これはMVVMの再発見にすぎない。

強いて言えば、MVVMを拡張したなにか?


Model、ViewModelは技術領域、Viewはプレゼンテーション領域とした時、NextやNuxtのpagesに相当するレイヤーは既存の枠組みだとどこになるのかと考えた時、pagesはActionでありながら、Controllerでもあるのだろうと思う。

 

ただし技術的な制約で、controllerをactionから引き剥がすことができない(hooksやsetup)ため、Action&Controllerが蜜結合したものとして使うことが必要になる。

 


そこまでやるならRailsやLaravelのようなフルスタックFWのほうがいいのではと思う方もいると思うが、その通りだと思う。ただし、この思考でエンジニアを規定してしまうと、それはフルスタックにデザイン領域が含まれてしまい、さらに採用が難しくなる。現実的な解として、メンテ性、グロース性、スケール性を考えると、やはりフロントとバックは分けておくに越したことはない。