あかぎれが痛い

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去年転職した私が国税庁の確定申告書等作成コーナーで申告書を作った

こんにちは。

確定申告まで残りわずかです。世のフリーランサーやダブルワーカーの皆様に置かれましては既に提出済みかと思いますが、進捗どうでしょうか。

もちろん普通の社会人も、年末調整できなかった人は確定申告しなければいけませんし、私のように去年の医療費が10万円を超えた人や、ふるさと納税しまくった人は確定申告したほうが還付金が出る可能性が高いので、確定申告したほうが良いです。

ということで、相も変わらず私の去年の医療費合計が10万円を突破したので、確定申告書を作成しました。ご存知の方も多いと思いますが、国税庁のサイトで、書類作成が簡単にできるツール、確定申告書等作成コーナーが公開されています。

www.keisan.nta.go.jp

毎年このツールから確定申告書を出力して、窓口に持っていっているのですが、このツールを開いてはっとしたのがこの画面。

f:id:seal2501:20190302142131p:plain
確定申告書等作成コーナー

俺、去年転職したから前の会社の源泉徴収票あるよね… でも現職*1年末調整済だし、1枚の方で処理して良いのかなと迷ってしまいました。この辺が不親切だなぁと思った次第なのでこのエントリーを書いてます。

免責事項

このエントリの内容の正確性は担保しません。よってこのエントリを参考にして被った一切の損害は保証しません。

対象の人

申告の対象年(一般的には去年)に転職している社会人で、現職で年末調整済みの人。ダブルワーカーや個人事業主は対象外です。また、社会人でも確定申告が必要な年収2000万円以上の人も対象外です。 逆説的に、私の年収は2000万円に到達してないことになります。お察しください

TL;DR

私の場合は 2か所以上 の方で処理するのが正しいです。

なぜ2か所なのか

入力を進めていくとわかるのですが、源泉徴収票の内容を転記するページがあります。 f:id:seal2501:20190303092135p:plain ここで、年末調整した内容を記入することになります。

前職の源泉徴収票にはここは空欄になっているはずので、年末調整されていない、ということになります。親切な会社だと、摘要欄に 年調未済 とか書いてくれてたりします。

さらに入力を進めてゆくと、今回の本丸である所得控除の入力する画面で、年末調整の時に記入(またはSmartHRとかで入力)した生命保険料控除や地震保険料がちゃんと反映されているはずです。反映されている項目には、緑色のチェックマークが付与されます。 f:id:seal2501:20190303093049p:plain

このスクショでは医療費控除入力済みなのでそこにもチェックが入っています。私のように医療費控除ができる人はここにも、ふるさと納税した人は寄附金控除も入力します。

ちなみに、確定申告する人はふるさと納税サイトで案内している通り、ワンストップ特例は受けられませんのでご注意ください。所得控除入力画面にも赤字で表示されています。

オチ

給料が上がった関係で、控除ではなく追納となりました…残念なのか嬉しいのか。

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最初は還付金かと思ってウキウキしてしまった悲しい画面

まとめ

税務署の相談窓口は毎年長蛇の列だし、こういうことこそbotに仕事させてほしいですね。

確定申告書等作成コーナーはたしかに便利ですが、まだまだ記入の仕方などが不親切だな(→UXに改善の余地がある)なと思いました。あと改修中なのか、機能の一部だけモダンなデザインになっていて、ちょっとびっくりします。この辺もUXを損なっています。(ただ、これ数年前から全く変わっていないです。単に予算が尽きたとかそういうアレでしょうか)

労働人口の大半が使う機能なんだから、もっとしっかり作ってもらえると嬉しいですね。とはいえ、この作成コーナーがなければ確定申告なんてやる気にならないので、官製のSmartHR / MFクラウドと呼ばれるようになることを期待します。あとマイナンバー記入させてるんだらこのままWebでeTaxさせてくれ…(メイン機はMacだし、bootcampでWindowsも使えますが、手持ちのカードリーダーではeTax未対応なので毎年紙で申告してる勢)

それでは。

※認識誤りがあれば指摘していただけると幸いです!

*1:今年更に転職しているので厳密には違うんだけどここでは現職という表現で統一しました