こんにちは。
以前、Macに作ったパーティションにUbuntuをインストールするために作成したインストールUSBを発掘したので、このUSBを再利用するためにフォーマットしようとしたところ、Macにつないだやいなや セットしたディスクは、このコンピュータで読み取れないディスクでした と表示されてしまい、ディスクユーティリティでみても、マウントされていないUSBメモリは見えるものの、フォーマットしようとしてもエラーが発生してフォーマットできませんでした。しかも4GBのメディアなのに200MBしか認識されていない。
複雑に考えてしまい、 fdisk とか、低レイヤーな操作方法で解決しようと調べ始めていたのですが、ディスクユーティリティを再度弄り倒した結果、すんなりフォーマットできました。ディスクユーティリティのUIがHigh Sierraから変わったのが原因でした。
手順
もうフォーマットが終わっているので普通にマウントできていますが、 SONY と書いてあるのが外付けUSBで、症状が出ているときはアンマウント状態(グレーアウト)していました。このデバイスを選択して「削除」を実行しても普通に失敗します。もしフォーマットできても200MBのドライブができたと思いますが、1GB未満のドライブをApple_HFSにフォーマットできないっぽいエラーが出てました(ちょっとうろ覚えですが)。
キモは「表示」
ディスクユーティリティの左上にあるサイドメニューアイコン「表示」をクリックして、「すべてのデバイスを表示」にします。
そうすると、デバイスが出てきます。Mac(というかLinux)では、デバイスの下にディスクがあり、ディスクはデバイスで定義されたパーティションとして認識されています。ですので、「パーティションをフォーマット」するのではなく、「デバイスをフォーマットする」が正解でした。
ということで、USBメモリのデバイスを選択した状態で「削除」ボタンを押してフォーマットしましょう。
名前
なんでもいいです。
フォーマット
これも何でもいいですが、Macだけなら「Mac OS拡張(ジャーナリング)」、Windowsでも使いたい場合は「MS-DOS(FAT)」を選択するのが吉です。
方式(キモ)
「GUIDパーティションマップ」を選択してください。
セキュリティオプションは別に選択しなくてもよいです。というか、USBメモリなのでセキュアにフォーマットするとリードライトを頻発させるので故障率が上がる気がします(最近のはそうでもないかも)。
いざフォーマット
あとは「消去」ボタンを押して完了です。 一瞬でフォーマットが終わり、普通に認識されるようになりました。
削除=フォーマットっていうのがなんともアレですね。
それでは。